D.ラブⅢが通算20勝目を達成、永久シード権を手に!
2008/11/10 10:30
ウォルトディズニーワールドリゾートで開催されている、米国男子ツアー最終戦「チルドレンズ ミラクル ネットワーク クラシック」の最終日。デービス・ラブIIIが、通算25アンダーで逆転優勝を飾り、永久シード獲得となる通算20勝目を挙げた。
首位と2ストローク差の3位タイからスタートしたラブIII。前日ベストスコアをマークした勢いをそのまま持ち込み、この日も3度の連続バーディを含む、8バーディ、ノーボギーでラウンド。2日連続のベストスコアをマークし、通算25アンダーで逆転勝利を飾った。
今季は最終戦の前まで賞金ランク118位と、低迷を続けていたラブIII。2006年に19勝目を挙げて以来、あと1勝が遠い日々が続いていた。米国PGA史上37人目となる永久シード獲得を、44歳にして遂げる快挙を達成した。
ラブⅢの後に続いたのは、トミー・ゲイニー。こちらも後半だけで3度の連続バーディを決めるなど、ラブIIIと並ぶベストスコアをマークしたが、前半6番で叩いたボギーが響き一歩及ばず。通算24アンダーの単独2位で大会を終えている。
一方、首位タイで最終日を迎えたスコット・バープランクと、スティーブ・マリノ。2位に2打差をつけ、この2人の一騎討ちになるかとも思われたが、ともに4バーディ、3ボギーと振るわず、通算20アンダー、3位タイで終える結果となった。続く単独5位には通算19アンダーのジョー・デュラントが食い込んでいる。なお、連覇を狙ったスティーブン・エイムズ(カナダ)は、通算11アンダーの33位タイでフィニッシュした。