最後に笑ったのはC.ベックマン!
2008/10/27 10:08
アリゾナ州にあるグレイホークGCで開催されている、米国男子ツアー第41戦「フライズ・ドットコム・オープン」の最終日。キャメロン・ベックマンが、プレーオフでケビン・サザーランドをくだし、2001年以来となるツアー2勝目を手にしている。
6位タイからスタートしたベックマンは、前半は手堅いゴルフで着実にスコアを伸ばす。迎えた後半、連続バーディでスタートすると、その後さらに3連続バーディをマーク。通算18アンダーとし、先にホールアウトした。首位を走っていたサザーランドも同スコアでホールアウトし、勝負はプレーオフへともつれ込む。
賞金ランク175位のベックマンと、32位のサザーランドの対決となったプレーオフでは、勢いの差でベックマンが上回り勝利。久々の優勝を手にした。
単独首位で最終日を迎えたサザーランドは、前半3連続バーディをマークし、優勝に着実に近づく。しかし後半、16番で痛恨のボギーを叩き、勢い良くスコアを伸ばしてきたベックマンに並ばれ、最終的にはプレーオフで敗れて悔しい単独2位フィニッシュとなった。
通算17アンダーの単独3位には、ラスト5ホールで2度の連続バーディをマークしたマシュー・ゴーギン(オーストラリア)。続く4位タイにはマイク・ウィア(カナダ)が食い込み、前回覇者の意地を見せている。