2023年 ライダーカップ

欧州選抜が絶好のスタート 8戦負けなしで5ptリード

2023/09/30 07:30
初日に両チーム唯一の2勝を挙げたロリー・マキロイ(David Cannon/Getty Images)

◇米国選抜VS欧州選抜◇ライダーカップ 初日(29日)◇マルコ・シモーネG&CC(イタリア)◇7181yd(パー71)

タイトル奪還を目指す欧州選抜が、イタリアで米国選抜を迎え撃つ対抗戦が開幕した。初日はダブルスマッチプレー8試合が行われ、欧州選抜が5勝3分けとして6.5pt(勝ち:1pt/分け:0.5pt)を獲得。米国選抜は1.5ptにとどまり、1997年大会から“ホーム”で6連勝中の欧州選抜が5ptの大量リードを奪った。

午前のフォアサム(ひとつのボールを交互に打つ)では欧州選抜が4戦全勝と圧倒した。1組目のジョン・ラーム(スペイン)&ティレル・ハットン(イングランド)組が世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーサム・バーンズ組に4&3で完勝。続くビクトル・ホブラン(ノルウェー)&ルドビグ・アバーグ(スウェーデン)組も4&3で制して連勝の流れを築いた。

午後のフォアボール(2人が別々のボールでプレーし良い方のスコアを採用)では3組目まで引き分けが続いたが、4組目のロリー・マキロイ(北アイルランド)&マシュー・フィッツパトリック(北アイルランド)組がコリン・モリカワザンダー・シャウフェレ組に5&3で勝利。マキロイはトミー・フリートウッド(イングランド)と組んだフォアサムに続き唯一の連勝を飾り、チームの好スタートに貢献した。

2日目も同じフォーマットで実施。最終日はシングルスのマッチプレー12試合を行い、3日間の累計ポイントで勝敗を競う。過去の成績は米国選抜の27勝、欧州選抜の14勝(2回の引き分け)と米国選抜が大きく勝ち越している。

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