マキロイが大逆転で史上初3回目の年間王者 24億円超を獲得 松山英樹は11位

◇米国男子プレーオフ第3戦（最終戦）◇ツアー選手権 最終日（28日）◇イーストレイクGC（ジョージア州）◇7346yd（パー70）

ロリー・マキロイ（北アイルランド）が大逆転で3回目のフェデックスカップ王者に輝いた。日没順延となった前日未消化の第3ラウンドを「63」でまとめ、続いて行われた最終ラウンドで6バーディ、2ボギーの「66」をマーク。最後の18ホールでスコッティ・シェフラーとの6打差をひっくり返し、通算21アンダーで優勝した。

昨年10月の「ザ・CJカップ」、今年6月の「RBCカナディアンオープン」に続く今季3勝目は、ツアー通算22勝目となった。2007年に現行の年間ポイントレースが開始されてから3回目の年間王者戴冠（2016、19、22年）は、タイガー・ウッズ（07、09年）を抜いて史上初。ボーナスの1800万ドル（約24億7482万円）を手にした。

「73」と崩れた今季4勝のシェフラーと、イム・ソンジェ（韓国）が通算20アンダーの2位。ザンダー・シャウフェレが18アンダーの4位に入った。

9年連続で最終戦に進んだ松山英樹は8位から3バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算13アンダーの11位でフィニッシュ。9年目のシーズンを終えた。