松山英樹が“地元”で30歳初戦 金谷拓実も推薦出場
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 事前情報◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)
前週始まったフロリダスイングは第2戦からビッグトーナメントの連戦に入る。“第5のメジャー”とも称される次週「ザ・プレーヤーズ選手権」を前に、トップ選手が故アーノルド・パーマーゆかりのコースへ集結。優勝者には3年シードとフェデックスカップポイント550ptが付与される。
ウォーターハザードが多く絡むコースでは過去2年、風を含めたタフなコンディションとの闘いとなった。2020年大会の優勝スコアは通算4アンダー。ブライソン・デシャンボーが通算11アンダーでリー・ウェストウッド(イングランド)を振り切った前年も、最終ラウンドの平均スコアは「75.486」まで跳ね上がった。
昨年名物ホールの6番(パー5)で370yd級の湖越えビッグドライブを連発して度肝を抜いたデシャンボーはけがのため欠場。夏に第二子となる男の子の誕生予定を発表した世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は大会初出場となる。
会場近隣に拠点を構える松山英樹は2月25日に誕生日を迎え、これが30代初戦。年間ポイントレース1位の座をキープしたまま、東海岸での戦いに入る。
世界ランキング上位50位、多くの推薦枠といった独自の出場資格を設けて120人のフィールドを構成するのも招待試合ならでは。日本からは金谷拓実も1月「ソニーオープンinハワイ」以来のPGAツアー参戦を決めた。
<主な出場予定選手>
ジェイソン・デイ、トミー・フリートウッド、リッキー・ファウラー、セルヒオ・ガルシア、ビクトル・ホブラン、金谷拓実、マーク・レイシュマン、松山英樹、ロリー・マキロイ、ジョン・ラーム、スコッティ・シェフラー、アダム・スコット、ヘンリック・ステンソン、リー・ウェストウッド