2021年 ZOZOチャンピオンシップ

“アジア唯一”のPGAツアー 松山英樹らメジャー覇者、金メダリストが習志野へ

2021/10/19 08:05
2年ぶりの日本開催で活躍が期待される松山英樹(写真は2019年大会)

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)

2019年に日本でのPGAツアー初開催として歴史的な一歩を刻んだ大会が、2年ぶりに千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCに帰ってくる。本来韓国で行われる「ザ・CJカップ」が2年続けて米国に舞台を移し、中国での「WGC HSBCチャンピオンズ」は中止。依然としてコロナ禍に見舞われるシーズンでアジア唯一のPGAツアートーナメントとなった。

賞金総額995万ドル(約11億円)、予選カットなし78人のフィールドには、やはり強豪が並ぶ。タイガー・ウッズパトリック・カントレーの歴代チャンピオンこそ不在ながら、2年前にウッズとの優勝争いの末に2位となった松山英樹が母国へ帰還。今夏「東京五輪」は無観客だったため、マスターズ王者として日本のファンの目の前で初めてプレーする。

全英覇者コリン・モリカワ、金メダリストのザンダー・シャウフェレ、前週3位と復調の兆しを見せたリッキー・ファウラーら日本にゆかりのある面々も来日。C.T.パン(台湾)、モリカワ、ポール・ケーシー(イングランド)、セバスチャン・ムニョス(コロンビア)は、オリンピックで松山も交えて銅メダルをかけたプレーオフを戦ったことも記憶に新しい。

PGAツアー1勝の44歳・今田竜二は2016年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来の主要ツアー出場となる。

日本ツアーからは計14人が参戦。木下稜介星野陸也金谷拓実といった賞金ランキング上位者に加え、小平智、世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大)らが推薦でフィールドに名を連ねた。

<主な出場予定選手>
ポール・ケーシートミー・フリートウッドリッキー・ファウラー今田竜二イム・ソンジェキム・シウーイ・キョンフン松山英樹コリン・モリカワセバスチャン・ムニョスホアキン・ニーマンC.T.パンザンダー・シャウフェレウィル・ザラトリス久常涼星野陸也今平周吾金谷拓実片岡尚之チャン・キム木下稜介小平智香妻陣一朗中西直人大槻智春杉山知靖スコット・ビンセント中島啓太(アマ)

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