松山英樹、シャウフェレら五輪→WGC連戦 世界1位ラームは欠場
◇世界選手権シリーズ◇WGCフェデックス セントジュード招待 事前情報◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7233yd(パー70)
プレーオフ3試合を目前に控え、今季最後の世界選手権シリーズ(WGC)が5日(木)に開幕する。2年前は「全英オープン」翌週、昨季は「全米プロ」前週とメジャーと隣り合わせだったカレンダーもオリンピックイヤー仕様。前週「東京五輪」に出場していた各国の代表選手が休む間もなくテネシー州メンフィスへ飛んだ。
金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ、銅メダルをかけたプレーオフに敗れたコリン・モリカワ、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、松山英樹、ポール・ケーシー(イングランド)、前年覇者ジャスティン・トーマスといったビッグネームが2週続けて予選カットのない4日間競技を戦うことになった。
昨年78人だったフィールドは66人に。米国代表として来日するはずが、新型コロナ陽性と判定されて欠場を余儀なくされたブライソン・デシャンボーが復帰した。一方で6月以来、自身2度目の陽性が出ていた世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は五輪に続いて欠場。世界ランキングトップ50以内ではラーム、クリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)の2人だけが不在となる。
日本からは木下稜介も「日本ツアー選手権」優勝の資格で参戦。初の海外メジャーだった3週前の「全英」後にそのまま渡米し、前週から会場のTPCサウスウィンドでも調整。WGCデビューを果たす。
<主な出場予定選手>
ジャスティン・トーマス、ポール・ケーシー、ブライソン・デシャンボー、トミー・フリートウッド、ビクトル・ホブラン、ダスティン・ジョンソン、木下稜介、ブルックス・ケプカ、松山英樹、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、コリン・モリカワ、パトリック・リード、ザンダー・シャウフェレ、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス