2021年 ウェルズファーゴ選手権

再始動マキロイは得意コースで復調なるか デシャンボーもマスターズ以来の出場

2021/05/05 08:10
大会連覇がかかるマックス・ホマ(写真は2019年ウェルズファーゴ選手権)

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 事前情報◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7521yd(パー71)

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止された大会。トップ選手たちは16番からの難関3ホール、通称“グリーンマイル”と2年ぶりに対峙(たいじ)することになる。

例年「マスターズ」後のツアー復帰戦としてスケジュールに組み込んできた松山英樹はエントリーを見送った一方、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ブライソン・デシャンボーらが再始動の舞台に選んだ。

オーガスタでの予選落ちを含め直近3試合で不本意な結果に終わっているマキロイにとっては、2010年大会のツアー初優勝など過去2勝の地できっかけをつかみたいところ。2週後のメジャー「全米プロゴルフ選手権」も見据えた大事な一戦といえそうだ。

メジャー連続出場が「41」で途絶えたリッキー・ファウラーも歴代チャンピオンとして約1カ月ぶりとなる試合に臨む。世界ランキング116位に低迷し、「全米プロ」も特別招待で参戦予定。米屈指のスター選手の復調が待たれる。

前回大会で初タイトルをつかんだマックス・ホマジャスティン・トーマス、松山とマスターズのグリーンジャケットを争ったザンダー・シャウフェレウィル・ザラトリスといった強豪もフィールドに名前を連ねた。

日本勢は小平智が初めて出場する。

<主な出場予定選手>
マックス・ホマジェイソン・デイブライソン・デシャンボートニー・フィナウトミー・フリートウッドリッキー・ファウラービクトル・ホブランイム・ソンジェ小平智ロリー・マキロイフィル・ミケルソンジョン・ラームパトリック・リードザンダー・シャウフェレジャスティン・トーマスウィル・ザラトリス

2021年 ウェルズファーゴ選手権