“6打差逆転”で16億円ゲットなるか 松山英樹は7年連続の最終戦
◇米国男子◇ツアー選手権 事前情報◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7346yd(パー70)
コロナ禍で3カ月の中断を挟んだ2019-20年シーズンがフィナーレを迎える。プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」を終えて生き残った、フェデックスカップランク上位30人による年間王者の称号と1500万ドル(約16億円)のビッグボーナスをかけた最終戦だ。
9月最初の月曜日(7日)が祝日のレイバーデイ(労働者の日)にあたるため、4日(金)に開幕。1位が10アンダー、2位が8アンダー、3位が7アンダー…といった形でポイントランクに応じて最大10打のストローク差をつけて始めるハンディキャップ戦となっている。
フォーマット変更後初開催だった昨年はロリー・マキロイ(北アイルランド)が開始時点の5打差をものともせず逆転。タイガー・ウッズに続く2度目の年間王者戴冠を果たした。
ポイントランク63位で敗退したウッズらビッグネームが次々と姿を消す中、世界ランキング1位ダスティン・ジョンソンがポールポジションを確保。前週プレーオフで敗れた2位ジョン・ラーム(スペイン)との初日同組から初の年間王者に挑戦する。
松山英樹は7年連続の最終戦。ほかに7年以上連続での進出を継続中なのはジョンソン(12年連続※)、パトリック・リード(7年連続)のみ。最終日最終組で優勝争いを演じた前週の勢いを生かし、6打差をひっくり返しにかかる。
※ジョンソンは13-14年シーズンに8月以降の試合を欠場するも、ポイントランク30位に入っていたため最終戦進出記録は継続中。
<出場選手とスタート時のスコア>※ポイントランク順
-10/ダスティン・ジョンソン
-8/ジョン・ラーム
-7/ジャスティン・トーマス
-6/ウェブ・シンプソン
-5/コリン・モリカワ
-4/ダニエル・バーガー、ハリス・イングリッシュ、ブライソン・デシャンボー、イム・ソンジェ、松山英樹
-3/ブレンドン・トッド、ロリー・マキロイ、パトリック・リード、ザンダー・シャウフェレ、セバスチャン・ムニョス
-2/ラント・グリフィン、スコッティ・シェフラー、ホアキン・ニーマン、ティレル・ハットン、トニー・フィナウ
-1/ケビン・キズナー、アブラム・アンセル、ライアン・パーマー、ケビン・ナ、マーク・レイシュマン
0/キャメロン・スミス、ビクトル・ホブラン、マッケンジー・ヒューズ、キャメロン・チャンプ、ビリー・ホーシェル