初出場のウルフが単独首位 松山英樹はメジャー初制覇へ5打差4位
2020/09/20 07:50
◇メジャー第1戦◇全米オープン 3日目(19日)◇ウィングドフットGC(ニューヨーク州)◇7477yd(パー70)
イーブンパーの7位タイから出たマシュー・ウルフが6バーディ、1ボギーのベストスコア「65」をマークし、5アンダーとして単独首位に浮上した。昨年プロ入りした21歳は大会初出場。ツアー2勝目をメジャータイトルで飾るチャンスを呼び込んだ。
同じくメジャー初勝利を狙うブライソン・デシャンボーが2位をキープして2打差の3アンダー。2010年の「全英オープン」覇者ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が1アンダー3位につけた。
松山英樹は7位タイから6バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「70」で回り、通算イーブンパーのままザンダー・シャウフェレ、ハリス・イングリッシュと並ぶ4位タイに順位を上げた。終盤3ホールで3つスコアを落としながら、トップには5打差と難コースで日本男子ゴルフの悲願達成へ可能性を残した。
1オーバー7位に世界ランキング4位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が続いた。5アンダー単独首位だったパトリック・リードは「77」と崩れ、通算3オーバーの11位タイに下がった。
日本勢は、7年ぶりにメジャーの決勝ラウンドに進出した石川遼が「74」で49位から通算10オーバーの40位に浮上。今平周吾は33位から「78」で55位に後退した。