故パーマーのホスト大会 松山英樹は3季ぶり優勝なるか
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 事前情報◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7454yd(パー72)
2016年9月にアーノルド・パーマーが死去してから4回目、ゴルフ界の“キング”のホスト大会が5日(木)に開幕する。メジャー、世界選手権などのビッグトーナメント優勝者、世界ランク上位者を中心とした独自の出場枠を設ける招待試合のひとつ。フロリダシリーズの第2戦だ。
州中央部にあるオーランドのベイヒルクラブ&ロッジで、直近4年は海外勢がタイトルを手にしている。2016年からジェイソン・デイ、マーク・レイシュマン(ともにオーストラリア)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、そして前年のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)とトップ選手ぞろい。優勝スコアは12年大会以降、2桁アンダーが続いており、今年もスコアの伸ばし合いが期待される。
2年ぶりの大会制覇を狙うマキロイは今季5試合に出場し、優勝が1回、その他もすべてトップ5と好調を長くキープ。前週の「ザ・ホンダクラシック」で予選落ちしたブルックス・ケプカは優勝すれば世界ランク1位奪還の可能性がある。
松山英樹は1週間のオフを挟み、ただ一人の日本人選手として出場。直近の「ジェネシス招待」では5位、「WGCメキシコ選手権」では6位と、機運は3シーズンぶりの優勝に向けて高まっている。拠点をオーランドにおいていることから、米国の“地元”の試合でもある。
<主な出場予定選手>
フランチェスコ・モリナリ、ジェイソン・デイ、マーク・レイシュマン、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、パトリック・リード、リッキー・ファウラー、ブルックス・ケプカ、ヘンリック・ステンソン、ザンダー・シャウフェレ、松山英樹、ジャスティン・ローズ、アダム・スコット