プレーオフ初戦に松山英樹と小平智が出場 ウッズは5年ぶり

◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 事前情報◇リッジウッドCC（ニュージャージー州）◇7,385ヤード（パー71）

前週にレギュラーシーズンが終了し、フェデックスランキング125位までによる全4戦のプレーオフシリーズがスタートする。ニューヨークエリアのコースをめぐるサーキット形式の初戦は今年、2014年以来となるリッジウッドCCが舞台。優勝ポイントは通常大会の4倍にあたる2000ポイントに跳ね上がる、年間王者の栄誉とボーナス1000万ドル（約11億円）をかけた戦いが幕を開ける。

日本からはランク76位の松山英樹と、77位の小平智が出場する。米国ツアー1年目のシーズンを戦う小平はポストシーズン初登場。松山はルーキーイヤーの14年から5年連続の進出となる。プレーオフは第2戦からランク上位100位、70位、30位に絞られるサバイバル戦。最終戦まで残るには、多くのポイント加算が求められる立場となる。

前年大会覇者のダスティン・ジョンソンは、初の年間タイトルをかけてランク1位で迎える。2位に年間王者の防衛を狙うジャスティン・トーマス、3位に2週前の「全米プロ」を制したブルックス・ケプカが続く。

さらに注目は、2013年シーズン以来5年ぶりにプレーオフに加わるタイガー・ウッズだ。今季は14試合に出場し、3月「バルスパー選手権」と「全米プロ」で2位に入るなど復活優勝の予感を漂わせている。ランク20位で初戦を迎え、07年、09年に続く3回目の年間タイトルも現実味を帯びてきた。

また、ランク17位のリッキー・ファウラーは腹斜筋の負傷により初戦を欠場。回復の経過をみてプレーオフに加わる見通しとなっている。

【主な出場予定選手】
ダスティン・ジョンソン、ジェイソン・デイ、ブライソン・デシャンボー、トミー・フリートウッド、小平智、ブルックス・ケプカ、マット・クーチャー、松山英樹、フィル・ミケルソン、フランチェスコ・モリナリ、ジョン・ラーム、パトリック・リード、ジャスティン・ローズ、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、バッバ・ワトソン、タイガー・ウッズ