2008年 EDSバイロンネルソン選手権

A.スコットがプレーオフを制し、今季初勝利!

2008/04/28 13:14

テキサス州にあるTPCフォーシーズンズリゾートで開催されている、米国男子ツアー第17戦「EDSバイロンネルソン選手権」の最終日。アダム・スコット(オーストラリア)が、ライアン・ムーアとのプレーオフに競り勝ち、接戦を制した。

この日は多くの選手がスコアメイクに苦しむ。首位からスタートしたスコットもその一人で、前半だけでスコアを2つ落としてしまう。終盤に入り、バーディを重ねるムーアに逆転を許し、迎えた最終18番。スコットは土壇場でバーディを決め、ムーアに並ぶ通算8アンダーに。勝敗はプレーオフにもつれ込んだ。

勝敗が決したのは、18番ホール(パー4)で実施されたプレーオフの3ホール目。バーディとしたスコットが勝利を決め、ようやく今季の初勝利を手にしている。

実力派として鳴らすバート・ブライアントは、1バーディ、3ボギーといいところなく、通算3アンダーで大会を終えている。また、前日に6位タイに浮上し、優勝の可能性を残していたイェスパー・パーネビック(スウェーデン)と、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は、それぞれ「74」と「75」と失速。パーネビックは通算イーブンパーの13位タイ、ガルシアは通算1オーバーの19位タイで大会を終えている。また、65位タイからスタートした丸山茂樹は、この日もスコアを大きく落とし、通算13オーバーの72位タイでフィニッシュしている。

2008年 EDSバイロンネルソン選手権