2015年 WGCキャデラック選手権

ジョンソンが5打差を逆転! 松山英樹は23位浮上でフィニッシュ

2015/03/09 07:56
飛ばし屋が並んだ最終日の争いを制したジョンソンが復活勝利を挙げた

◇世界ゴルフ選手権◇WGC キャデラック選手権 最終日◇トランプナショナルドラール(フロリダ州)◇7524yd(パー72)

首位と5打差からスタートしたダスティン・ジョンソンが4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、通算9アンダーで今季初優勝。13年11月の世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」以来となるツアー通算9勝目を、鮮やかな逆転で手にした。

単独首位から出たJ.B.ホームズが前半からスコアを落とす一方で、同じ最終組のジョンソンが着々とバーディを重ねていった。前半に1つ伸ばし、代わって首位に立ったバッバ・ワトソンを3打差で追ってサンデーバックナインへ。ワトソンが11番から4ホールで3ボギーを喫する隙に、10番(パー5)、15番のバーディでついに逆転。そのままリードを保ち、息詰まる接戦を制した。

ホームズは「75」を叩いて5打差のアドバンテージを守れず、通算8アンダーの2位で終了。昨年11月「HSBCチャンピオンズ」に続くWGC連勝がかかっていたワトソンは、通算7アンダーの3位に終わった。通算4アンダーの4位に、アダム・スコット(オーストラリア)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が続いた。

40位からスタートした松山英樹は5バーディ、3ボギー「70」をマーク。最終日にして初のアンダーパーを記録し、通算2オーバーの23位で4日間を終えた。小田孔明は通算16オーバーの68位。藤田寛之は通算27オーバーの73位と、最下位から抜け出せなかった。

2015年 WGCキャデラック選手権