今週も「全英」資格をかけた戦いに注目

米国男子ツアー「ザ・グリーンブライアークラシック」が、7月3日（木）から6日（日）までの4日間、ウエストヴァージニア州のグリーンブライアーリゾートで開催される。

昨年は最終日が雷雲接近のため3時間におよぶ中断が入り、日没ぎりぎりでホールアウトしたヨナス・ブリクスト（スウェーデン）が、通算13アンダーで2012年の「フライズ・ドットコム・オープン」に続く、ツアー2勝目を果たした。

今年から「全英オープン」の予選会が、日本の「～全英への道～ミズノオープン」のようにツアーに組み込まれ、前週の「クイッケンローンズ・ナショナル」同様に、今大会も出場権を持たない選手の中でトップ12位タイ以内の上位4選手に、出場資格が与えられる。

注目選手では前週ジャスティン・ローズ（イングランド）にプレーオフで敗れたショーン・ステファニが出場。5位タイに入ったが、世界ランキングの差で「全英」出場資格を惜しくも掴めなかったアンドレス・ロメロ（アルゼンチン）は、今大会で再チャレンジをする。

今大会は2週連続のかかったローズをはじめ、2週間後に控えた「全英」で連覇を狙うフィル・ミケルソンも出場を見合わせている。現在の賞金ランキングトップ10では、1位のバッバ・ワトソンと2位のジミー・ウォーカー、7位のパトリック・リードの3選手がエントリーしている。

【主な出場予定選手】
J.ブリクスト、S.ステファニ、A.ロメロ、B.ワトソン、J.ウォーカー、P.リード、C.カーク、B.トッド、ケビン・ナ、W.シンプソン、J.デイ、K.ブラッドリー