B.トッドが単独首位に浮上 石川遼は106位から挽回し予選通過

◇米国男子◇HP バイロン・ネルソン選手権 2日目◇TPCフォーシーズンズリゾート（テキサス州）◇7166ヤード（パー70）

首位に3打差の13位から出たブレンドン・トッドが、後半インに5バーディを奪うチャージで躍進。この日7バーディ、1ボギーの「64」と大きく伸ばし、通算8アンダーの単独首位に浮上した。ツアー未勝利の29歳が、後続に2打差のリードをつけて決勝ラウンドを迎える。

初日3オーバーの106位と出遅れた石川遼は、前半アウトで2つ伸ばし、予選通過圏内でハーフターン。最終的に6バーディ、4ボギーの「68」でまとめ、カットライン上の通算1オーバー67位で辛くも決勝ラウンド進出を決めた。一方、こちらも初日140位と出遅れていた今田竜二は2つ落とし、通算6オーバーで予選落ちとなった。

通算6アンダーの2位に、前週の「ザ・プレーヤーズ選手権」を制したマーティン・カイマー（ドイツ）、この日のベストスコア「63」で回り68位から急浮上したポール・ケーシー（イングランド）ほか8選手がグループを形成。さらに1打差の10位にレティーフ・グーセン（南アフリカ）、ゲーリー・ウッドランドら5選手が続く。

45位から出たジョーダン・スピースは「67」と3つ伸ばし、通算3アンダーの19位に浮上。前年大会でツアー初優勝を遂げたベ・サンムン（韓国）は通算7オーバーに終わり、予選ラウンドで早くも姿を消した。