連覇を狙うホーシェル、若手台頭の流れは続く？ 日本勢は不在

米国男子ツアーの「チューリッヒクラシック」が24日（木）から4日間、ルイジアナ州のTPCルイジアナで開催される。

1938年から現在に至るまで長い歴史を誇る今大会。過去には数々の名手たちが優勝者に名前を刻んできたが、近年は初優勝が続いている。昨年は、26歳のビリー・ホーシェルが接戦を制して嬉しい初タイトルを獲得。一昨年も、ジェイソン・ダフナーがその後のブレイクの足がかりを作る初優勝を飾った。今年も最新世界ランキングでトップ10は不在。例年バーディ合戦が繰り広げられるコースなだけに、勢いに乗った若手が突っ走る可能性は十分だ。

もちろん、ビッグネームたちも黙ってはいない。ジャスティン・ローズ（イングランド）、キーガン・ブラッドリー、アーニー・エルス（南アフリカ）らも虎視眈々と今季1勝目を狙う。さらに大会連覇を狙うホーシェル、リッキー・ファウラー、今季2勝とブレイク中のパトリック・リードら若手実力者たちも見逃せない存在だ。

なお、日本勢の米国ツアーメンバー、松山英樹と石川遼はともに欠場。松山は米国で調整を続け、石川は一時帰国して同週開催の日本ツアー「つるやオープン」に出場する。

【主な出場予定選手】
B.ホーシェル、P.リード、S.アップルビー、ベ・サンムン、K.ブラッドリー、B.コーリー、E.エルス、R.ファウラー、R.グーセン、ドンファン、J.ローズ、V.シン、D.トムズ