2014年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ

悪天候に負けず、スピースとウォーカーが首位に浮上

2014/02/08 10:36
すでに今季2勝を挙げ、フェデックスカップポイントで首位に立つジミー・ウォーカ-が今週も上位に来た

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 2日目◇ペブルビーチGL(6,816ヤード、パー72)、モントレー・ペニンシュラCC(6,838ヤード、パー70)、スパイグラスヒルGC(6,953ヤード、パー72)=カリフォルニア州

海沿いのホールでは、雨なのか、波しぶきなのか区別するのが難しい。大会2日目、モントレー半島には初日同様、断続的な雨が落ち、強さを増した冷たい風が小さな白球をもてあそぶ。そんな中、この日もスコアを伸ばしたジョーダン・スピースジミー・ウォーカーが通算9アンダーとして首位タイに浮上した。

前日、日没サスペンデットとなった第1ラウンドは午前7時45分から再開され、直後に第2ラウンドが始まった。初日のスパイグラスヒルで「67」をマークしたスピースは、この日はモントレー・ペニンシュラで連日の「67(パー71)」。一方のウォーカーは、初日にペブルビーチで「66」、2日目のスパイグラスヒルは「69」。2ラウンドともノーボギーでまとめている。

「今日はとても難しかった。この位置にいられて本当に嬉しいし、この時間にクラブハウスにいられてラッキー。早い時間のスタートでよかったよ」とスピース。一方のウォーカーは「たくさんの良いパーがあった。3つのバーディを奪えたし、ボギーがひとつもないのは良かったよ」と安堵の表情で振り返った。

首位と1打差、通算8アンダーの3位にハンター・メイハンが続き、通算7アンダーの4位には、初日首位のアンドリュー・ルーペが1つスコアを落としながらも食らい付いた。今大会現役最多の4勝を誇るフィル・ミケルソンは、通算4アンダーの17位タイ。ディフェンディングチャンピオンのブラント・スネデカーは連日の「72」で通算1オーバーの96位タイと苦しい戦いが続いている。

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