石川遼が首位に3差6位で最終日へ 大会7勝のウッズは姿消す
2014/01/26 08:33
◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 3日目◇トーレパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7,569ヤード/パー72)、ノースコース(6,874ヤード/パー72)
全選手が2コースをプレーした予選2日間が終わり、決勝ラウンドの舞台は難易度の高いサウスコース。6アンダーの6位から出たゲーリー・ウッドランドが2つスコアを伸ばして通算8アンダー、単独首位で今季初勝利に王手をかけた。
10アンダーの単独首位から出た昨季新人王、20歳のジョーダン・スピースは「75」と3ストローク落として1打差、マーク・レイシュマン(オーストラリア)と並び通算7アンダーの2位タイに後退した。
日本勢では32位タイから出た石川遼が「69」をマークし、通算5アンダーの6位タイに急浮上。出だし4ホールで3ボギーを叩きながらも、直後の5番から6バーディを奪う粘り強さを見せ、最終日を前にトップと3打差につけた。
左手親指付け根の痛みからの復帰戦となった松山英樹も4バーディ2ボギーの「70」でまとめ、通算2アンダー。66位から27位タイと大きく順位を上げている。
そして、「全米オープン」を含め、同コースで過去8勝をマークしていたタイガー・ウッズは50位から出たが、折り返しの18番から2連続ダブルボギー、直後の2番から5連続ボギーを叩くなど大乱調となり、結局「79」の大叩きで通算6オーバーの80位タイ。最終日の出場選手制限(MDF)によって最終ラウンドに進めず、連覇の夢は3日目で途絶えた。