絶好調D.ラブIIIが10バーディの大爆発
米国男子ツアー「ビュイック・チャレンジ」の第2ラウンド。絶好調のD.ラブIIIが本領を発揮した。前後半それぞれ5バーディを奪い、この日だけで10アンダーをマーク。初日4アンダー18位から単独首位に踊り出た。
8月に出場したNECインビテーショナルが5位、先々週のインベンシスクラシックが4位、そして先週のナショナル カー レンタルクラシックで2位となっている。徐々に順位を上げてきているので、残すは優勝しかない。2月のペブルビーチ プロアマ以来のシーズン2勝目を上げることができるだろうか。
初日8アンダー首位タイのV.シンは、この日も7バーディを奪ったのだが、ボギーを2つ叩きトータル13アンダーで2位となった。今シーズンのシンは、ヨーロピアンツアーで2月に行われたマレーシアオープン、シンガポールマスターズで2連勝を上げた。しかし、米ツアーではあと1歩のところで優勝を逃している。ラブ同様シーズン初めの2月にピークを迎えたシンも久しぶりの優勝を狙っている。
8ストローク伸ばしたC.ディマルコがシンと並ぶ13アンダーにつけている。3番パー4でイーグルを奪ったディマルコは、その後8バーディ、2ボギーという内容だった。現在の賞金ランキングは18位、シンと同じく優勝が無いのだが、安定した成績を収めている。その理由としてあげられるのが、今シーズン27試合に出場し、予選落ちがたったの3回しかないのだ。
7月の全英オープンで優勝したD.デュバルは、昨年この大会で優勝してから1年間米国での優勝が無い。初日5アンダー9位、この日は3アンダーで通算8アンダー10位と少し伸び悩んだが、決勝ラウンドでの爆発が期待される。
日本勢は丸山茂樹、横尾要ともに1アンダーの62位からスタート。丸山は前日と同じ1アンダーで70位に下がったが、辛うじて予選を通過した。一方、横尾はスタートの1番ホールでバーディを奪ったのだが、8番でダブルボギー、その後もスコアを落としトータル2オーバーで予選落ちとなった。