D.トムズが連覇に向け快調な滑り出し、丸山は1打差2位
2001/10/05 09:00
米国男子ツアー「ミケロブチャンピオンシップ」がバージニア州のキングスミルゴルフクラブで開幕した。今シーズンも残り5試合となり、賞金争いでも白熱した展開を見せているが、初日から各選手スコアを伸ばして来た。
今シーズン米ツアーで念願の初優勝を果たした日本の丸山茂樹が好スタートを切った。午前中のラウンドとなった丸山は、10番ホールからスタートし、12、14、15番でバーディを奪い、18番でこの日唯一のボギーを叩くが、後半も4つのバーディを奪い6アンダーでフィニッシュ。この時点で首位に立っていた。
現在賞金ランキング35位の丸山にとって、最終戦のツアー選手権に出場するためは、30位以内に入らなければならない。この試合で賞金を稼いでおきたい。
その丸山を1打上回ったのが、ディフェンディングチャンピオンのD.トムズだった。スタートの10番ホールでボギーを叩いたトムズだが、昨年勝っている余裕か、持ち前の落ち着いたゴルフでバーディを重ねた。前半5つ、後半にも4つのバーディで8アンダーまで伸ばしたが、8番でボギーを叩き7アンダーで初日を終えている。
先週のテキサスオープンでJ.レナードがコースとの相性の良さを発揮し連覇を達成したが、今週もトムズが逃げ切ることになるのか、丸山には4日間優勝争いに絡む活躍を期待する。
また、丸山と同じ6アンダーには先週も活躍したJ.J.ヘンリーなど5人が並ぶ混戦となっている。先週、自己最高の6位に入った横尾要は初日3オーバー134位と大きく出遅れてしまった。