2001年 テキサスオープン

M.ドーソンが7アンダー首位。J.レナードが連覇に向け2位

2001/09/28 09:00

米国男子ツアーは今週を含め、最終戦まであと6試合となった。終盤の試合はシード権争いが激しくなるのだが、もう1つの争いがランキング30位以内に入ること。最終戦のツアー選手権に出場できるのは上位30名となっているからだ。そして、現在の賞金ランキングで34位の丸山茂樹は少しでも多くの賞金を稼ぎたいところだ。

テキサスオープンの初日はディフェンディングチャンピオンのJ.レナードが久しぶりの好スタートを見せた。10番ホールまでに5アンダーとしたレナードは、11番でボギーを叩いたが、14番パー5でイーグルを奪い6アンダーまでスコアを伸ばした。レナードの現在のランキングは39位。優勝すれば丸山を飛び越えて30位以内に入ることは確実となる。

そのレナードを1打上回り単独首位に立ったのは、7バーディ、ノーボギーのM.ドーソン。ランキング173位だが、優勝すれば125位以内に入り来シーズンのシード権を得ることができる。

このシード権を争う状況にいるのが、横尾要だ。現在138位の横尾も少しでも稼がなければならないのだが、初日は好スタートをきった。11番ではじめてのボギーを叩くが、続く12番でこの日6つ目のバーディを奪い、この時点で2位グループに付けていた。16番でボギーを叩いたが4アンダー8位グループで初日を終えた。

また、丸山茂樹も5番ホールでのボギースタートとなったが、その後はスコアを伸ばし3アンダー23位につけている。ライダーカップが1年延期となり、出場予定だった4名がこの大会に出場してはいるが、ランキング上位陣は休養を取っている。賞金を稼ぎたい選手にとってはチャンスと言えるだろう。

2001年 テキサスオープン