プレーオフ男が逃げ切り優勝を果たした
2001/09/24 09:00
米国男子ツアー「マルコーニ ペンシルバニアクラシック」の最終日は、予選ラウンドの雨はすっかり回復し、好天に恵まれた。そして、サードラウンドの残りも早い時間に消化し、予定通りのスケジュール進行となった。
スコアの上でも予定通り事を運んだのが、オーストラリアのR.アレンビーだった。午前中に行われた前日分の残り3ホールでスコアを1つ伸ばし、2位に3打差のリードを奪い最終ラウンドに入った。そして、6バーディ、2ボギーの68で回り、通算19アンダーで逃げ切り優勝を果たした。
アレンビーにとってツアー4勝目となったが、プレーオフ以外の勝利はこれが初めて。今シーズンも2月に行われたニッサンオープンで、日本の伊沢利光を含めた6人でのプレーオフに勝っている。
この最終日に上位陣が揃って4アンダーを記録する中、ベテランのL.マイズが7ストローク伸ばし2位タイにくいこんだ。17番パー3でボギーを叩いてしまったが、8バーディを奪う猛チャージにギャラリーからの声援もひときわ大きかった。
日本の丸山茂樹は、この日もボギーを3つ叩くなど安定感が足りない感じがした。それでも4つのバーディを奪いスコアは4アンダーまで伸ばした。順位は3日目と変わらず33位でのフィニッシュとなった。