2001年 キヤノン・グレーターハートフォードオープン

丸山茂樹踏ん張って首位に。しかし8人が並んでしまった

2001/06/30 09:00

米国男子ツアー「キヤノン・グレーター・ハートフォードオープン」の2日目。初日7アンダーの単独2位の好スタートを切った丸山茂樹が、この日は1アンダーでまわり通算8アンダーで首位に浮上した。10番ホールからスターとした丸山は、いきなり、10、11番で連続ボギー。嫌なムードでスタートしたが、12番でバーディを奪い流れをくい止めた。その後は16番でダブルボギーを叩いたが、バーディを5つ奪い辛うじてスコアを1つ伸ばした。初日単独首位のJ.ケイがスコアを落としたので丸山が首位に浮上した。

しかし、丸山ら上位陣がもたつく間に、相次いで8アンダーでフィニッシュする選手が現れた。10番パー4でイーグルを奪ったJ.オギルギーがスコアを6つ伸ばし、39位から浮上したのを筆頭に、8人の選手が首位で並んでしまった。

また、1打差の7アンダーにも6人が並ぶ大混戦状態となった。これで予選ラウンドが終わり、明日から決勝ラウンドに入るが、誰が飛び出すかまったく予想のつかない状況。丸山にも初優勝のチャンスがきた。

もう一人の日本人選手、横尾要は初日1アンダーの60位タイからスタートし、アウトコースでは初日同様イーブンパーでクリアしたが、インに入り1バーディ、4ボギーとスコアを崩し、通算2オーバーで予選通過を果たせなかった。

2001年 キヤノン・グレーターハートフォードオープン