7アンダーを出したJ.デュラントが、逆転で今シーズン2勝目を上げた。
2001/03/05 09:00
ジェニュイティ選手権の最終日は風が吹き荒れ、雨も降る悪天候に見舞われた。雷雨が近づいているということで、予定時刻よりも4時間早いスタートとなった。この悪天候の中、65の7アンダーで回ったJ.デュラントが逆転優勝を飾った。デュラントはボブホープ・クラシックに続き今期2勝目、ツアー通算3勝目。今シーズン初の複数優勝プレーヤーとなり、賞金ランキングもトップに立つとともにマスターズへの出場資格も獲得した。
1番パー5をイーグルと勢いにのるデュラントは、その後もスコアを伸ばし、この日のベストスコア65を出した。一方、単独首位でスタートしたM.ウィアは、バーディが先行したものの連続ボギーを出すなど勢いに乗れず、2打差の2に終わった。
そして、3位には欧州ツアーですでに2勝を挙げているV.シンが5つ伸ばてきた。昨年のマスターズ覇者が4月に向かって照準を合わせてくる。J.スルーマン、H.サットンも同じく3位タイでフィニッシュ。
日本勢は伸び悩んだ。3日目に続きパープレーの田中秀道は4アンダーで順位を40位に上げたが、丸山茂樹はスコアを5つ落とし1アンダーの63位に後退。初日好スタートを切った横尾要は1オーバー77位まで下がってしまった。