K.ストリールマンが混戦を制し、ツアー初勝利
2013/03/18 07:34
◇米国男子◇タンパベイ選手権 最終日◇イニスブルックリゾート(フロリダ州)◇7340ヤード(パー71)
首位に3人、2打差に12人がひしめく混戦からスタートした最終日を制したのは、首位タイから「67」をマークしたケビン・ストリールマン。フロリダでも屈指の難コースとして名高いイニスブルックを、優勝争いの重圧の中で4バーディ、ノーボギーで回り、最終的に2位に2打差をつける通算10アンダーで悲願の初勝利を手にした。
今週、好調なアイアンが支えとなっていたストリールマンは、最終日もパーオン率8割を越える好内容をキープ。中でも、サンデーバックナインで奪ったパー3での2バーディがストリールマンの勝利を呼び込んだ。難度の高い13番では、グリーン奥に切られたカップを果敢に攻め、ピン奥2メートルにつけてバーディ。17番では6メートルのチャンスを決めて2打差とし、勝負を決定づけた。
通算8アンダーの単独2位に、この日のベストスコア「63」をマークして35位タイから急浮上したブー・ウィークリー。通算7アンダーの単独3位にキャメロン・トリンゲールが続いた。首位タイから5シーズンぶりの優勝を目指してスタートしたジャスティン・レナードはパープレーと伸び悩み、前年大会覇者のルーク・ドナルド(イングランド)、グレッグ・チャルマースと並び通算6アンダーの4位タイ。セルヒオ・ガルシア(スペイン)とジム・フューリックは通算5アンダーの7位タイで終えている。