2002年 グレーターミルウォーキーオープン

40代の3人が12アンダーで首位タイに

2002/07/13 09:00

米国男子ツアー「グレーターミルウォーキーオープン」2日目。この日トップに立ったのは、40代の3人。ジェフ・スルーマン(44歳)、カーク・トリプレット(40歳)、トミー・アーマーIII(42歳)だ。

スルーマン曰く、「会場であるブラウンディアパークGCは、6,759ヤードと、やや短いが、『飛ばそう』と力むとスコアを伸ばせない設定にしてある。1打目を狙いどころに置く技術と、2打目でピンに寄せるアイアン精度が、このコース攻略のカギだ」と解説。その言葉どおり、自慢のショットメーキングでバーディを量産し、この日5つスコアを伸ばし首位タイに並んだ。

本大会初出場となるカーク・トリプレットは、8バーディ、1ボギーと爆発し、トータル130ストロークの12アンダーと、2日間の自己ベストスコアをマーク。今回出場を決めたのは、メジャーリーグ(野球)オールスターゲームが、同じミルウォーキーで開催されるので、その観戦ついでに出場したという。「このコースは自分のゴルフと相性が良い。今まで出場しなかったのが残念だ」とコメント。

日本勢では、丸山茂樹田中秀道が、ともに7アンダー18位タイと良い位置につけている。10番ホールからスタートした丸山は、5ホール目となる14番でバーディを奪い、波に乗るかと思われたが、16番パー4でダブルボギーを叩いてから失速。しかし後半に2つバーディを奪い、一矢を報いた。

1番ホールスタートとなった田中は、ノーボギーで回り、4ストローク伸ばした。田中はティショットが絶好調で、全ホールでフェアウェイをキープ。横尾要は、この日パープレーで、トータル3アンダー。

2日目のハイライトは、ラリー・マイズ。11番ホール、190ヤードのパー3で、ホールインワンを達成。トータル3アンダーとし、ぎりぎりで予選を通過した。

トータル3アンダー、65位タイまでの86名が決勝ラウンドに進出した。

2002年 グレーターミルウォーキーオープン