2002年 ベライゾン・バイロンネルソン クラシック

丸山茂樹が7ストローク伸ばし10アンダーで単独首位に踊り出た

2002/05/11 09:00

米国男子ツアー「ベライゾン バイロン ネルソンクラシック」の2日目、日本の丸山茂樹が首位に踊り出た。3アンダー22位からスタートした丸山は5番パー3でバーディを奪うと、4ホール連続でバーディを奪った。そして、後半もバーディを3つ重ね通算10アンダーまで伸ばした。

今シーズンの丸山はツーソンオープン6位、ヒューストンオープンで4位に入った。しかし何よりも、苦手としていたプレイヤーズ選手権で14位、丸山自身目標に掲げているマスターズでも14位に入る健闘を見せた。

先週こそ予選落ちを喫したが好調なゴルフは健在、先週優勝した韓国の崔京周に続きアジアパワーで米国ツアーを制覇できるか注目だ。

丸山を追うのは8アンダーのJ.カーターとP.スタンコウスキーの2人。そして3打差の7アンダーにはP.ミケルソンL.ジャンセンなど4名が並んでいる。ミケルソンはバーディを2つしか奪えなかったが、7番パー5でイーグル、さらに11番パー4でもチップインイーグルを奪い6ストローク伸ばした。

そして、今大会の主催B.ネルソンが持つ118試合連続予選通過という偉業に挑むT.ウッズが87試合目の予選通過を果たした。初日1オーバー96位と出遅れたウッズだが、スタートの1番ホールでバーディを奪うと勢いに乗った。

前半に2つ伸ばし、後半もバーディを3つ奪い4アンダー25位まで浮上してきた。首位の丸山とは6打差、残り2日間で昨年のような追い上げを見せることができるのか。

また、日本からは田中秀道も出場している。丸山と同じく先週は予選落ちした田中だが、5バーディ、3ボギーで2ストローク伸ばし60位でギリギリ予選を突破。決勝ラウンドでどこまでスコアを伸ばせるか期待したい。

2002年 ベライゾン・バイロンネルソン クラシック