2002年 コンパッククラシック

2日連続のイーグル奪取で韓国の崔京周が単独首位

2002/05/04 09:00

米国男子ツアー「コンパック クラシック」の第2ラウンド。大きくスコアを伸ばす選手が続出し、順位も大きく入れ替わった。

初日4アンダー3位からスタートした韓国の崔京周が、この日のベストスコア65を叩き出して通算11アンダーの単独首位に立った。1番をバーディで発進した崔は、3番バー3でボギーを叩してしまった。しかし、この後が6、7番で連続バーディを奪うと、15番パー5では初日と同じようにイーグルを奪った。

そして最終18番は初日ボギーにしてしまったが、しっかりとバーディを奪いホールアウトした。2日間同じホールでボギーを叩くと、プロでも苦手意識が芽生えてしまうという。崔は初日ボギーを叩いた10、18番をバーディでまわり、さらに15ホールでは2日連続でイーグルを奪うなど得意なホールを作ったようだ。

首位と1打差10アンダーには初日単独首位のD.フォースマンが粘っている。今シーズンの賞金ランキング150位以下のフォースマンが優勝争いに絡むと、この日スコアを伸ばし単独3位に浮上したのは、さらにランキング下位のT.クラークだった。

ディフェンディングチャンピオンのD.トムズは、2日間3アンダーづつ地道にスコアを伸ばし9位。今シーズンも好調のC.ディマルコも同じく9位につけている。

また、昨年トムズに逆転優勝を許したP.ミケルソンは、初日1オーバー71位と大きく出遅れたが、この日6ストローク伸ばし13位まで急浮上してきた。初日4つ叩いたボギーを1つに抑え、バーディを量産。試合前この大会は相性が良いんだと話していたが、今年も優勝争いに絡んでくるのだろうか。

日本勢は丸山茂樹が、1アンダー37位からスタートしたのだが、スコアを2つ落とし1ストローク足りずに予選落ち。初日78を叩き大きく出遅れた田中秀道は、この日4ストローク伸ばしたのだが初日の6オーバーが響き予選を通過することはできなかった。

2002年 コンパッククラシック