2002年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ

P.ペレスが4打差単独首位をキープ

2002/02/03 09:00

AT&Tペブルビーチ ナショナル プロアマは、予選の最終ラウンド大会3日目を迎えた。前日7ストローク伸ばし単独首位に立ったP.ペレスが、さらに2ストローク伸ばし15アンダーで首位をキープした。

このペレスという選手は今シーズンからPGAツアーに参加しているいわゆる新人。昨年末6日間にわたって行われたQスクールで、27アンダーを叩き出し首位でツアーカードを取得している。1月のソニーオープンがツアーデビュー、やはり今シーズンからツアーに参加している田中秀道と並び17位タイでフィニッシュ。今シーズンの活躍が期待されている。

そのペレスを4打差で追っているのはL.ジャンセンと、スパイグラスヒルをラウンドし5ストローク伸ばしたM.ゴーゲル。最終日の会場となるペブルビーチは、前半にスコアを伸ばせれば、昨年のD.ラブIIIのような大逆転も可能だ。ペレスも4打差では安心することはできない。

2日目に48位まで順位を落としたT.ウッズは、得意のペブルビーチをラウンドした。2000年にはこの大会と全米オープンで優勝を果たした相性のいいコースでスコアを伸ばしたいところだが、2バーディ、1ボギーと平凡なスコアに終った。通算2アンダー35位、首位と13打差では逆転優勝は難しくなった。

首位のペレスと同じく新人の田中秀道は2日目にスコアを1つ伸ばしイーブンパーの58位まで順位を戻していた。しかし、この日はスタートの1番でボギーを叩き、その後もボギーがバーディ数を上回ってしまい、4ストローク落として予選落ちを喫してしまった。

また、初日に大きく出遅れたディフェンディングチャンピオンのD.ラブIIIは、昨年7連続バーディを奪ったペブルビーチの前半9ホールを2ボギーで回るなど、精彩を欠きスコアを伸ばせず予選落ち。P.ミケルソンにいたっては、3日連続でダブルボギーを2つ以上叩き、通算13オーバーという信じられないスコアで会場を後にした。

2002年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ