2002年 フェニックスオープン

横尾要が驚異のバーディラッシュで堂々2位、C.ディマルコが1打交わした

2002/01/28 09:00

米国男子ツアー「フェニックス オープン」の最終日、日本の横尾要が驚異的なチャージを見せた。昨年からPGAツアーに挑戦し、シーズン1年目でシード権を確保。進化が問われる2年目に突入したが、初戦のソニーオープン、先週のボブホープ クラシックと2週連続で予選落ちを喫した。

3戦目のこの試合は、最低でも予選通過を目標に出場し2日目に5ストローク伸ばして18位で予選を通過した。そして、3日目も3ストローク伸ばし14位で最終日を迎えた。

この時点で首位とは7打差。しかし、2番ボギーの後、3番パー5でイーグルを奪った。その後7つのバーディを量産し、16アンダーでリーダーボードの1番上に名前が掲げられホールアウト、自己最高の2位に入った。

昨年はM.カルカベッキアが28アンダーというツアー記録で優勝したが、今年は上位陣のスコアが伸び悩んだ。首位でスタートしたD.ウォルドーフは、ボギーが先行しこの日2オーバー。先週のボブホープ クラシックと同じように最終日にスコアを崩してしまったのだ。

15アンダー2位からスタートしたC.ディマルコが、前半で4ストローク伸ばし19アンダーと独走態勢に入った。しかし、11番でダブルボギー、続く12、13番でも連続ボギーを叩きスタート時の15アンダーに戻してしまった。このままズルズル後退するかと思われたが、14番、16番でバーディを奪い再び首位立ち、横尾、K.ペリーを1打差でかわして優勝した。

2日目に横尾と同じようにスコアを伸ばし予選を通過した丸山茂樹は、3日目にスコアを崩してしまった。しかし最終日は、バーディが先行しスコアを3つ伸ばして45位で終了した。

2002年 フェニックスオープン