D.ウォルドーフが首位を守った。横尾は順調にスコアを伸ばしている
2002/01/27 09:00
米国男子ツアーは砂漠とサボテンの町アリゾナ州フェニックスで「フェニックス オープン」が行われている。初日から全員がホールアウトできず、この3日目も予選ラウンドの残りが早朝から行われた。
昨年28アンダーというツアー記録で優勝を果たしたM.カルカベッキアは1ストローク足りず予選落ちとなった。また、今大会最大の注目選手、17歳のT.トライオンも、初日の6オーバーを挽回することができず、ほろ苦いデビューとなった。
さて、上位陣はというと、前日首位に立ったD.ウォルドーフと、R.サバティーニ、V.シンが同じ最終組でスタート。しかし、この試合がシーズン初戦となるシンは6、8番で短いパーパットを外すなど、スコアを伸ばしきれなかった。
最終組が伸び悩み、C.ディマルコ、J.デーリーが上位に上がり、さらに下からP-U ヨハンソン、K.ペリーが大きくスコアを伸ばし混戦状態になってきた。
そして、日本の横尾要が順調にスコアを伸ばしている。3、10番でバーディを奪い、13番パー5ではイーグル。この時点で10アンダー9位グループに浮上した。続く14、16番のボギーで後退したが、17番で再びバーディを奪い9アンダー、最終18番のプレーに入ったところでこの日のラウンドを終えた。現在13位タイだが、今シーズン初の決勝ラウンドでトップ10以内も狙える位置につけている。
また、丸山茂樹は7番パー3でバーディを奪い6アンダーに伸ばした。しかし、10番でボギーを叩くと13番でもボギー。スコアを伸ばしたい15番パー5でダブルボギーを叩きあっという間に前日の貯金を吐き出してしまった。後半はパーが1つ、5オーバーという内容で通算1アンダー63位まで後退してしまった。