2002年 フェニックスオープン

丸山、横尾が揃って予選を突破。横尾は15位に浮上

2002/01/26 09:00

米国男子ツアー「フェニックス オープン」は、初日が日没のためサスペンデッドになり、2日目の早朝から第一ラウンドの残りが行われた。そして、第二ラウンドに入ったのだが、やはりこの日も全員がホールアウトすることはできなかった。

2日間を終了して暫定首位に立ったのはD.ウォルドーフ。15番パー5でイーグルを奪ったウォルドーフは、バーディも7つ奪い通算12アンダーまでスコアを伸ばした。初日に続き2日連続で65と安定しているが、先週は最終日にスコアを崩している。

1打差の2位には同じく6ストローク伸ばしたV.シンと、この日のベストスコア64をマークした南アフリカのR.サバティーニが並んでいる。

今週の日本勢は丸山茂樹横尾要が出場しているのだが、2人揃って予選突破は確実になった。初日はともに3バーディ、2ボギーの1アンダーだったが、この日は大きくスコアを伸ばした。横尾は前半2バーディ、2ボギーだったが、後半は5バーディを奪い通算6アンダーで15位に浮上した。17、18番の上がり2ホールを連続バーディと明日からの決勝ラウンドに繋がるフィニッシュをした。

10番ホールからスタートした丸山も5番ホールを終了して、6アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、横尾とは対象的に終了間際の8番でボギーを叩いてしまった。通算5アンダーは21位タイとなっている。

先週優勝し、今週は地元アリゾナでの開催に2週連続優勝を狙うP.ミケルソンは、初日に1オーバーと出遅れていた。だが、この日はスコアを5つ伸ばし37位まで浮上してきた。

そして、初日に6オーバーと周囲の期待に反してしまった17歳のT.トライオン。この日もボギー先行の苦しいゴルフになったが、3つのバーディでスタート時の6オーバーに戻した。15番ホールを終了した時点でこの日のラウンドは中断。明日3日目は予選落ち確実にもかかわらず、残り3ホールを消化しなければならないのだ。

2002年 フェニックスオープン