南アフリカが9バーディを奪い首位を独走!
サウスカロライナ州のキーアワアイランドにあるザ・オーシャンコースで開催されているWGC「ワールドカップ」の3日目。この日は大会初日と同じフォーボールでの競技。各選手がストローク競技を行い、ホールごとに良い方のスコアがチームのスコアとなる。大会3日目ともなり、難コースにも大分慣れてきた様子。各チーム、好スコアが期待された。
2位以下に2打差をつけ、単独首位でスタートした南アフリカのローリー・サバティーニとトレバー・イメルマン。出だしの1番から3番まで3連続バーディを奪い波に乗ると、4番から6番まで再び3連続バーディ。前半をスコア「30」で折り返した。後半に入っても勢いは止まらず、この日9バーディノーボギーと完璧なゴルフで2人のスコアが噛み合った。南アフリカは通算14アンダーまで伸ばし、5度目のワールドカップ制覇を狙う。
通算7アンダーの2位には、アメリカとフランスが並んだ。ジム・フューリックとジャスティン・レナード組のアメリカは、前半の2番、4番、6番でバーディを奪取。後半は伸び悩んだものの5バーディ1ボギー。通算7アンダーでホールアウトした。トップと7打差あり、追いつくのには少々厳しいが、地元ファンの声援に応えたいところだ。
トップとは9ストロークと大きく水を空けられてしまったが、通算5アンダーの4位には、初日トップに立っていたドイツのアレックス・チェイカ、マーセル・シーム組だ。2日目にチェイカがバンカーから脱出することができず、スコアを崩してしまった。しかし3日目入ると心機一転。2人の息が合い、初日と同様に6バーディ1ボギーの通算5アンダーまで伸ばした。
日本チームの丸山茂樹、田中秀道ペアは波に乗ることができず、この日3バーディ2ボギー。スコアを1つ縮め、通算イーブンパーとしたものの、好スコアが出やすいフォーボールの競技だけに、9位から12位に後退してしまった。