2012年 CIMB アジアパシフィッククラシック

N.ワトニーが大逆転でツアー通算6勝目 タイガーは4位タイ

2012/10/28 16:20
ビッグスコアをマークして大逆転勝利を収めたニック・ワトニー(提供:アジアンツアー)

◇米国男子◇CIMB アジアパシフィッククラシック 最終日◇ザ・マインズリゾート&GC(マレーシア)◇6,966ヤード(パー71)

ボー・バン・ペルトが大会連覇を懸けて挑んだ最終日、首位に4打差を追いかける7位タイからスタートしたニック・ワトニーが11バーディ、1ボギーの「61」をマークして、通算22アンダーで逆転優勝を飾った。

ワトニーはこの日連続バーディ発進を決めると、前半はさらに3つのスコアを伸ばしてスコアボードを駆け上がった。上位陣がバーディラッシュで首位のバン・ペルトを追う中、後半には、2度の3連続バーディで猛追、足踏みするバン・ペルトをいっきに抜き去った。最終18番をボギーとするも、この4日間の最少スコアとなる「61」で今季2勝目、ツアー通算6勝目を飾った。

バン・ペルトは6バーディ、1ボギーの5ストローク伸ばすにとどまり、通算21アンダーの2位タイでロバート・ガリガスと並んでフィニッシュ、大会連覇には一歩及ばなかった。通算19アンダーの4位タイには、最終日に8ストローク猛攻を見せたタイガー・ウッズ、ブレンダン・デ・ヨング(ジンバブエ)、クリス・カークの3選手が並んだ。

また日本の小林正則は6バーディ、3ボギーの「68」でラウンドし、通算10アンダーの26位タイでフィニッシュしている。

2012年 CIMB アジアパシフィッククラシック