2012年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

R.マキロイがベ・サンムンを下す!準決勝は世界NO.3と激突

2012/02/26 10:05
ベ・サンムンを破ってベスト4入りを決めたロリー・マキロイ(Andy Lyons/Getty Images)

◇世界ゴルフ選手権◇WGCアクセンチュアマッチプレー選手権4日目◇リッツカールトンGC(アリゾナ州)◇7791ヤード(パー72)

準々決勝4試合が行われ、世界ランク首位の座がかかるロリー・マキロイ(北アイルランド)とべ・サンムン(韓国)のカードに大きな注目が集まる中、マキロイが3&2で準決勝進出を決めている。

マキロイは1番、残り166ヤードのセカンドショットをピン手前2mにつけ、これを沈めて1アップを奪うも、3番でボギーを叩いてオールスクエアに戻され、一進一退の攻防戦が続いた。しかし11番で再びバーディを奪い1アップとすると、13番ではコンシードで2アップ、さらに15番でもリードを奪い、ベ・サンムンを下している。

「サンムンと過去に対戦したのは2009年の韓国オープンだけど、そのときも良いショットをしていたし、何度かテレビでも彼のゴルフを見たこともある。本当に素晴らしいプレーヤーだ。だけど今日はあまり調子が良くなかったみたいだね。でもここにいる選手はみんな素晴らしく、彼もまさしく世界のトップ50に入る選手だと思う」とベ・サンムンを称えた。

そのマキロイの準決勝の対戦相手は世界ランク3位のリー・ウェストウッド(イングランド)。ウェストウッドは準々決勝でマーティン・レアード(スコットランド)と対戦。4&2で下し、駒を進めている。

大きなチャンスを迎えたマキロイは「明日は、僕が初めて世界ランク首位に立つチャンスだし、リーにとっても首位奪還のチャンスで、どちらも負けられない大事な一戦となる。リーも今週はとても調子が良さそうだし、僕も日に日に少しずつではあるがプレー自体も良くなってきている。明日は五分五分の試合となると思う。でもビッグタイトルに向けてあと2戦やるしかないんだ」と意欲を見せた。

そのほかピーター・ハンソン(スウェーデン)とマーク・ウィルソンの対戦は4&3でウィルソンが勝利。マット・クーチャーハンター・メイハンの対戦は、序盤からアップを奪うメイハンが6&5で快勝している。

最終日の26日(日)には準決勝および決勝、3位決定戦が行われる。

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