2009年 ターニングストーン・リゾート選手権

大混戦の中、ボーン・テイラーが単独首位に!

2009/10/03 11:55
シード権争いの渦中にいる1人、V.テイラーが単独首位に浮上した(Chris Trotman /Getty Images)

ニューヨーク州にあるアトゥンヨートGCで開催中の米国男子ツアー第39戦「ターニングストーン・リゾート選手権」の2日目。日没サスペンデットとなった初日の残りホールをこなした後、2日目のラウンドで首位に立ったのはボーン・テイラー。6バーディ、1ボギーの「67」でこの日5アンダー、通算10アンダーの単独首位で予選ラウンドを終えた。

首位と1打差の通算9アンダー、2位タイグループにはニコラス・トンプソンマット・クーチャー、初日首位タイのリーフ・オルソンの3人が並んでいる。トンプソンは6バーディ、1ボギーの「67」、クーチャーは1イーグル、4バーディ、2ボギーの「68」でラウンド。オルソンは3バーディ、ノーボギーの「69」と初日の勢いはなかったが、しっかりと好位置でフィニッシュ。シード権がかかっているだけに、調子を維持したまま決勝ラウンドに臨みたいところだ。

続いて、24位タイからスタートしたスコット・ピールシーとボ・バンペルトがバーディを量産し、ともに首位から2打差の5位タイグループに浮上。バンデペルトは、2つのボギーがあるものの、11番から連続6バーディを奪い「66」。決勝ラウンドに向けて猛烈な追い上げを見せた。初日13位タイのフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)も5バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを見せ、通算8アンダーで予選通過している。

さらに12位タイグループには、初日好調だったケビン・スタドラーアダム・スコットらが続いているが、首位から4打差に21人がひしめいた形で迎える決勝ラウンドは、予想外の大逆転が起きる可能性もある。シード権獲得に向けた熾烈な戦いが楽しみだ。

2009年 ターニングストーン・リゾート選手権