K.ナがプロ転向10年目の嬉しいツアー初勝利!
2011/10/03 09:22
ネバダ州のTPCサマリンで開催中の米国男子ツアー「ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタル for チルドレン」の最終日。ケビン・ナが18歳のプロ転向から10年目にして、悲願のツアー初優勝を飾っている。
今季3勝目を狙うニック・ワトニーと一騎打ちとなった最終日、両者譲らぬ攻防戦が繰り広げられた。連続バーディでロケットスタートを切ったナは、序盤から猛攻の手をゆるめることなく前半だけで5バーディ、1ボギーとスコアを伸ばした。一方のワトニーも2バーディ、ノーボギーとスコアを重ね、ナにプレッシャーをかけ続ける。
後半に入るとなかなかチャンスを作れないナは14番をボギーとし、再びワトニーと首位タイに並んだ。しかし、続く15番から17番に渾身の3連続バーディを奪って逃げ切り、通算23アンダーで初勝利を手にした。ナは01年のプロ転向後、04年からツアーに本格的に参戦。同年はトップ5が2回、05年はプレーオフ敗退を含む2位が2回。09年は5回、10年は2度のトップ5入りを果たしている。優勝を期待された若手実力者がようやく掴んだ勝利だった。
通算18アンダーの3位タイにはトミー・ゲイニー、ポール・ゴイドスの2人。通算17アンダーの5位タイには、デイビッド・ハーン(カナダ)、カール・ペターソン(スウェーデン)、ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)、ティム・ヘロン、スペンサー・レビンの5人が並んだ。