首位タイ浮上のN.ワトニー、今季3勝目なるか

ネバダ州のTPCサマリンで開催中の米国男子ツアー「ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタル for チルドレン」3日目。ニック・ワトニーとケビン・ナの2人が通算17アンダーの首位タイで並び、最終日に突入する。

10アンダーの7位タイからスタートしたワトニーはこの日「64」をマーク。後半インの上がり6ホールで5バーディを奪う猛ラッシュでトップの座を射止めた。今季は「WGCキャデラック選手権」を含む2勝。また、トップ10入りも9回で、賞金ランク3位と一気にツアーを牽引する選手となった。ランキングトップクラスの選手がほとんどいない今季のフォールシリーズ初戦で、その力を見せつけられるだろうか。

ワトニー、そして前日からの首位タイを守ったナに1打差の3位タイにつけているのは9バーディ、1ボギーの「63」を出したロバート・ガリガスとクリス・ブランクス。さらに1打差の通算15アンダー5位タイにはトミー・ゲイニー、ポール・ゴイドス、ティム・ヘロンの3選手が並んでいる。いずれも今季初勝利やレギュラーツアー初勝利を狙う選手たちばかりだ。

また、予選ラウンド2日間でトップに立っていたジョナサン・ベガス（ベネズエラ）はこのムービングデーに「69」にとどまり通算14アンダーの8位タイに後退。デビッド・デュバルは7バーディ、ボギーなしの「64」をマークして通算12アンダー14位タイに浮上している。