N.グリーン、R.グーセンとのプレーオフを制す!
カナダにあるグレンアビーGCで開催されている、米国男子ツアー第30戦「RBCカナディアンオープン」の最終日。ネイサン・グリーン(オーストラリア)が、プレーオフでレティーフ・グーセン(南アフリカ)を降し、今季初優勝を飾っている。
4位タイで最終日を迎えたグリーン。スタートホールからバーディを決め、順調な滑り出しを見せた後も、4、8番でバーディを決めてスコアを伸ばして前半を終える。後半は1バーディを追加するに止まり、通算18アンダーでホールアウト。これに対し首位スタートのグーセンは、終盤入りに連続ボギーでスコアを落とし、首位に2打差で最終ホールを迎える。この状況でグーセンは起死回生のイーグルを決めて通算18アンダー、土壇場で追いついてプレーオフへともつれ込んだ。
プレーオフに入り、決着がついたのは2ホール目。17番ホールで実施されたプレーオフで、パーのグリーンに対し、グーセンはボギーで勝負あり。最後の最後までもつれた大会は、グリーンが頂点に立って幕を閉じた。
プレーオフを争った2人に続いたのは、ジェイソン・ダフナーとアンソニー・キム。第3ラウンドを終え、ともに首位に並んで最終ラウンドを迎えた2人であったが、ダフナーは14番で初バーディを奪うまでに3つのボギーを叩き、キムも序盤から常にボギーが先行する苦しい展開でスコアを落とし、どちらも通算14アンダー、3位タイでフィニッシュしている。
通算13アンダー、5位タイにはジェリー・ケリーら3人。カミロ・ビジェガス(コロンビア)、ルーク・ドナルド(イングランド)、マーク・ウィアー(カナダ)らは通算10アンダー、24位タイで大会を終えている。
戦いは月曜決着へ!暫定単独首位にはJ.ダフナー
カナダにあるグレンアビーGCで開催されている、米国男子ツアー第30戦「RBCカナディアンオープン」の4日目。朝からの雨により、競技は第3ラウンド途中でサスペンデッドに。暫定単独首位には、通算14アンダーでジェイソン・ダフナーが立っている。
単独首位で決勝ラウンドを迎えたダフナー。立ち上がりの2番で早くもバーディを決めたが、その後はパーが続く我慢のゴルフ。6番まで4ホール連続でパーセーブしたところでサスペンデッド。通算14アンダー、暫定単独首位に立っているが、後続との差は1ストローク。気の抜けない戦いが続く。
通算13アンダーでダフナーを追うのはジェリー・ケリー(6H終了)と、アンソニー・キム(9H終了)の2人。特にキムは2番から4連続バーディを決める猛チャージでスコアを伸ばし、12位タイから一気に暫定2位タイに浮上。勢いがあっただけに、雨によるサスペンデッドが文字通り“水を差す”結果となってしまうのか?明日の残りラウンドに注目したい。
通算12アンダー、暫定4位タイにはスコット・バープランク(6H終了)、レティーフ・グーセン(南アフリカ・8H終了)ら5人。続く通算11アンダー、9位タイにはネイサン・グリーン(オーストラリア・7H終了)、ケビン・ナ(8H終了)ら4人。6位スタートのカミロ・ビジェガス(コロンビア)は7Hを終え、1バーディ、1ボギー1ダブルボギーと荒れた内容で暫定21位タイに後退している。
なお、競技は明日の現地時間午前7時30分から第3ラウンドが再開。その後、午前9時5分から最終ラウンドが開始される予定となっている。