H.メイハンが首位をキープ、石川遼は19位タイ
フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開催されている「WGC キャデラック選手権」の2日目は、サンダーストームの影響で、サスペンデッドとなった初日の未消化分と合わせて行われた。首位に2打差の2位タイからスタートした石川遼は、第1ラウンドをさらにスコアを伸ばして通算7アンダーの2位で終えたが、第2ラウンドは4オーバーの「76」とスコアを落とし、19位タイで終えている。
首位に立っているのはハンター・メイハン。通算9アンダーで、初日から首位の座をキープしている。首位と1打差2位タイに続くのは、マーティン・カイマー(ドイツ)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)の欧州勢が並んでいる。
日本から出場している藤田寛之はイーブンパーの34位タイ、池田勇太は通算3オーバーの53位タイとなっている。
石川遼は第2ラウンドで後退
第1ラウンド終了時で首位のメイハンに1打差の単独2位とした石川だったが、直後の第2ラウンドは「76」とスコアを落とした。「風が難しくなって、これがマイアミかなと。とくにパー3をうまく攻められなかった」。初日に決まったパットにも悩み、優勝争いからは一歩後退。それでも「リズムを作るのが大事。明日(3日目)もう一回頑張りたい」と挽回を誓った。また、現地時間早朝に知った日本国内での大震災に「日本中を巻き込む大きな事態。不安は不安」と胸を痛めていた。
世界ランク1位のカイマーが首位と1打差
第1ラウンドを「66」としたカイマーは、風が強くなった第2ラウンドを2バーディ、ノーボギーの「70」でまとめ通算8アンダー。開幕から2日間、世界ランク2位のリー・ウェストウッド、3位のルーク・ドナルド(ともにイングランド)とラウンドし大きな注目を集める中、首位に1打差の好位置につけた。「自分のパフォーマンスに満足している。昨日は易しいコンディションの中でいいスタートを切れたし、きょうもキープできたと思う」。勝てば、4大メジャーとWGCの両方を制した史上9人目の選手となる。
ウッズ、ミケルソンはともに34位タイ。3日目も…
タイガー・ウッズは第1ラウンド「70」、「74」。フィル・ミケルソンは「73」、「71」でいずれも通算イーブンパーの34位タイ。2日間にわたる同組対決は、大勢のギャラリーを引き連れたが、結局痛み分けとなった。「今日はパットが良くない日だった」とウッズ。そして、両雄は明日(12日)の第3ラウンドも同組となった。