タイガーWGC2連勝!丸山茂樹は11位タイと健闘、今野康晴は25位タイ
2005/10/10 09:00
カリフォルニア州、ハーディングパークGCで開催されている、WGC(世界ゴルフ選手権)第3戦「アメリカンエキスプレス選手権」の最終日。タイガー・ウッズがジョン・デーリーとのプレーオフを制し逆転優勝。「NECインビテーショナル」に続き、WGC2連覇を飾った。
この日、タイガーとデーリーが壮絶なデットヒートを演じた。前半タイガーが、スコアを伸ばせず苦しむ中、デーリーは安定したプレーを見せ首位をキープしていた。しかし後半に入ると、タイガーが猛チャージを見せ、10番から3連続バーディを奪取。その後1つボギーを叩くも、16番でバーディを取り返し、通算10アンダーでデーリーと並びプレーオフに持ち込んだ。
プレーオフ1ホール目は2人ともパーで分け、迎えた2ホール目の16番パー4。両者とも2打目をバーディチャンスにつけた。まずはタイガーがほんの少しショートし惜しくもパー。デーリーにチャンスが巡ってきた。デーリーもカップをかすめるが1メートルほどオーバー。多くのギャラリーが次のホールへ向かい始めた中、なんと返しの短いパットをはずしてしまい、激戦はあっけない幕切れとなった。
また、通算8アンダーの3位タイには、セルヒオ・ガルシア(スペイン)など3人。ビジェイ・シン(フィジー)は、この日スコアを伸ばす事が出来ず、通算5アンダー6位タイで終えている。
日本勢では、丸山茂樹が5バーディ、2ボギーと、この日も3つスコアを伸ばし、通算3アンダーの11位タイでフィニッシュ。今野康晴は、4バーディ、5ボギーと1つスコアを落とし、通算イーブンパーの25位タイで4日間の競技を終えた。