ビジェイが完璧な優勝劇！タイガーも猛チャージを見せ2位タイ！

ミシガン州、ウォーウィックヒルズG＆CCで行われている、米国男子ツアー第31戦「ビュイックオープン」の最終日。この日もクレバーなプレーで通算24アンダーまで伸ばした、ビジェイ・シン（フィジー）が完璧な逃げ切り優勝。タイガーも、6つスコアを伸ばすチャージを見せたものの、あと一歩及ばず2位タイに終わった。

最終日、ギャラりーを魅了したのはタイガーだった。出だしの1番でボギーを叩くなど、前半は我慢のプレーが続いたが、後半に入ってから一気にチャージ。11、12、13番で3連続バーディ、さらに14番でイーグルと、怒涛の追い上げを見せた。この勢いでビジェイに届くかとも思わせたが、最終的には通算20アンダーで、ザック・ジョンソンと並び2位タイでフィニッシュした。

そして、大会を通して終始「強さ」を感じさせたのがビジェイだ。この日も、2バーディ、ノーボギーという安定したプレーを展開。後続の追い上げに動じることなく、淡々としたプレーで見事に勝利を収めた。

最後に、日本の田中秀道だが、1つスコアを伸ばして通算11アンダーとしたものの、爆発力のあるプレーは見られず、32位タイで競技を終えている。