ビジェイが後続を引き離し首位に君臨!タイガーは4位タイへ後退
2005/07/31 09:00
ミシガン州、ウォーウィックヒルズG&CCで行われている、米国男子ツアー第31戦「ビュイックオープン」3日日。通算22アンダーまでスコアを伸ばして、前日からの首位に君臨したのがビジェイ・シン(フィジー)。そして期待されたタイガー・ウッズは、思うようにスコアを伸ばせず、4位タイへ後退した。
2日目の主役がタイガーなら、3日目はビジェイだ。まずは、出だしの1番から3連続でバーディを奪うなど、その後もバーディラッシュを続けて、前半だけで7つスコアを伸ばした。後半に入っても勢いは衰えず、この日スコア「63」をマーク。明日の最終日、優勝候補の筆頭は彼をおいてほかにいない。
さらに、通算17アンダーで単独2位に浮上してきたのが、米国ツアー参戦2年目となる若手のザック・ジョンソンだ。これに2打差の通算15アンダーで、クリス・ディマルコが続く展開となった。なかでもジョンソンは、この日も8つのバーディを奪うなど、今大会通して、好調なプレーを見せており期待十分。昨年の「ベルサウスクラシック」以来のツアー2勝目を狙う。
一方、2日目「61」の猛チャージをかけたタイガーだが、昨日とは打って変わり我慢のゴルフを展開。出だしの2、3、4番で3連続ボギーを叩いてしまい、大きく出ばなをくじかれた。その後は尻上がりに調子が上がり、6バーディ4ボギーでのラウンド。通算14アンダーの4位タイに後退した。最終日は首位と8打差からのスタート、2日目のような「タイガーチャージ」で奇跡の逆転優勝なるか注目だ。
最後に日本の田中秀道だが、この日は5バーディ1ボギーと4つスコアを伸ばし、通算10アンダーの22位タイまで浮上。調子がいいだけに、明日どこまで上位に進出してくるのか期待したい。