田中、今田ジワリジワリと浮上！首位は韓国のケビン・ナ

アリゾナ州にあるオムニツーソンナショナルゴルフリゾート＆スパで行われている、米国男子ツアー第8戦「クライスラークラシック of ツーソン」の3日目。好スコアが続出している今週の大会。予選を無事通過した田中秀道、今田竜二が着実にスコアを伸ばし、順位を上げてきている。

通算6アンダー42位タイスタートの田中秀道は、出だしの10番でバーディ発進。その後は無難にパープレーで前半を折り返した。続く後半のアウトコース、2日目と同じくバーディを量産し、この日は6バーディノーボギーの完璧なラウンドで通算12アンダーの18位タイまで順位を上げた。

また、通算7アンダー30位タイからスタートした今田竜二は、序盤からバーディを積み重ねて5バーディ1ボギーで周り、通算11アンダーの24位タイで3日目を終えている。

一方、大会3日目通算18アンダーで首位に立ったのは、最近上位フィニッシュを果たしている好調のケビン・ナ（韓国）とジェフ・オギルビーの2人。ケビン・ナは前半3番から7番まで4連続バーディを奪い一気にチャージをかけると、その後もバーディを積み重ねこの日のベストスコア「65」をマークし、11位タイから首位に踊り出た。また3位タイスタートのオギルビーもノーボギーの安定したラウンドで5つスコアを伸ばした。

そのほか首位スタートベテランのマーク・カルカベッキアは、この日1つしかスコアを伸ばせず、通算16アンダーの4位タイに後退している。