池田、今田、ともに苦しみ順位を落とす

テキサス州のTPCフォーシーズンズリゾートで開催されている、米国PGAツアーの第20戦「HP バイロンネルソン選手権」の3日目。ジェイソン・デイ(オーストラリア)が通算12アンダーで単独首位に立っている。

前日の大躍進で、この日のゴルフに注目が集まった池田勇太。しかし、この日は序盤からボギーを連発し、前半は1つもバーディを取れずに折り返し。後半はスタートホールこそバーディを決めたが、その後はボギーが先行し、最終的に2バーディ6ボギーの「74」と大きくスコアを落とし、通算1オーバー、46位タイに後退している。

44位タイで3日目を迎えた今田竜二も序盤からスコアメイクに苦しみ、1バーディ2ボギー、1ダブルボギーという内容で前半を終える。後半は立ち上がりに2バーディを決めるも、ラスト2ホールで3つスコアを落とし、通算4オーバー、62位タイで最終日に臨む。日本勢2人の巻き返しに期待したい。

単独首位に立っているデイは、スタートホールでボギーを叩いたものの、それ以降は着実にバーディを奪い返し、通算12アンダーまでスコアを伸ばしてホールアウト。2位に2打差をつけて最終日に挑む。これまで安定したゴルフで戦ってきたが、明日も同様に戦うことができるだろうか？注目したい。

通算10アンダー、単独2位にはブレーク・アダムス。首位タイで3日目を迎えたが、立ち上がりの3番でダブルボギーを叩くなど、今一つ波に乗り切れずイーブンパーでラウンド。首位と2打差で最終日に臨む。続く通算9アンダー、単独3位にはジェフ・オバートン。通算7アンダー、4位タイにはケニー・ペリーら3人が並んでいる。なお、前回覇者のロリー・サバティーニ(南アフリカ)は通算2アンダー、29位タイ。連覇は困難な状況となっている。