2010年 ボブホープクラシック

B.ハース、逆転でツアー初勝利!今田竜二は63位タイ(1/25)

2010/01/25 10:15
長丁場の戦いを制し、ツアー初勝利を手にしたB.ハース(Jeff Gross /Getty Images)

カリフォルニア州のPGAウェストパーマーコースで開催された、米国PGAツアーの第3戦「ボブホープ・クラシック」の最終ラウンド。3位タイからスタートしたビル・ハースが通算30アンダーまでスコアを伸ばし、逆転でツアー初勝利を手に入れている。

3位タイで最終日を迎えたハース。立ち上がりの4番から3連続バーディを決めるなど順調にスコアを伸ばし、首位に立ったハースであったが、中盤に入り、ペースが落ちたところでティム・クラーク(南アフリカ)、マット・クーチャーらがスコアを伸ばして優勝争いが激化。このまま勝利を譲るかとも思われたが、ハースはラスト2ホールで連続バーディを奪って大逆転。ドラマチックな展開でツアー初優勝を飾り、雨の影響により6日間に伸びた長期戦に幕を引いた。

通算29アンダー、2位タイに並んだのは、クーチャー、クラーク、バッバ・ワトソンの3人。クーチャーは立ち上がりからハイペースでスコアを伸ばし、11番までに8バーディを奪う猛攻を見せたが、その後の残り7ホールで1バーディと息切れし、2位フィニッシュ。クラークも順調にスコアを伸ばしながら一歩及ばず。首位スタートのワトソンは思ったようにスコアを伸ばせず勝利を逃してしまった。

首位スタートのアレックス・プラフはラストを3連続バーディで締めたが、それまでの内容が物足らず、通算28アンダー、単独5位。続く単独6位には通算26アンダーでマーク・ウィア(カナダ)が食い込んだ。今田竜二は手堅くスコアを伸ばしていたが、終盤に入ってから突如乱れ、通算12アンダーのまま、63位タイに順位を下げて大会を終えている。

B.ワトソンとA.プラフ、ともに譲らず最終ラウンドへ!(1/24)

最終ホールで痛恨のダボを叩いたが、首位タイで最終ラウンドを迎えるB.ワトソン(Jeff Gross /Getty Images)

カリフォルニア州のPGAウェスト(パーマープライベート)他3コースで開催されている米国PGAツアーの第3戦「ボブホープ・クラシック」5日目の第4ラウンド。バッバ・ワトソンアレックス・プラフが通算23アンダーで首位に並んでいる。2日目が雨の影響により順延となったため、最終ラウンドは明日25日(月)に設けられた予備日に行われる。

単独首位で第4ラウンドを迎えたプラフは、シルバーロックリゾートでプレー。スタートホールでボギーを叩いたが、その後は巻き返して通算23アンダーでフィニッシュ。途中ワトソンに逆転を許し、一時は2打差をつけられたが、そのワトソンが最終ホールでダブルボギーを叩いて通算23アンダー。最後まで勝敗の行方は分からない。

首位の2人を追うのはビル・ハースティム・クラーク(南アフリカ)の2人。ともに通算22アンダーと、その差はわずか1ストローク。どちらも力のある選手だけに、逆転優勝の可能性も十分。その動向が気になるところだ。

通算21アンダー、単独5位には安定したスコアでプレーを続けているジョー・オギルビー。マイク・ウィア(カナダ)を筆頭とする通算20アンダー、6位タイグループにも、まだ優勝のチャンスは残されているとみていいだろう。今田竜二はこの日、3バーディ1ボギーとスコアを伸ばしたが、順位は47位タイに後退している。最終ラウンドの奮闘に期待したい。

2010年 ボブホープクラシック