2009年 WGC HSBCチャンピオンズ

ワトニーが首位発進!ウッズ5位、日本勢は小田が最上位

2009/11/05 17:59
自身初のWGCタイトル獲得へ好発進のニック・ワトニー(Andrew Redington/GettyImages)

アジアで初開催となるWGCシリーズの「WGC HSBCチャンピオンズ」が、中国・上海市にあるシェーシャンGCで開幕した。出場選手は世界ランクナンバー1のタイガー・ウッズを始め、強豪がずらり。好天に恵まれた絶好のコンディションの中、記念すべき初日を迎えた。

この日、通算8アンダーで単独首位に立ったのは、今年の「ビュイックインビテーショナル」で優勝、「WGC CA選手権」では2位に入ったニック・ワトニー。10番スタートのワトニーは、14番でイーグルを奪うなど前半を5アンダーで折り返すと、「グリーンが素晴らしく、ラインに打てば必ず入ってくれる」と、1番からは4連続バーディ奪取。最終ホールをボギーとしたが、2位に2打差をつけて首位に立っている。

通算6アンダーの2位タイには、R.ムーア、S.ローリー(アイルランド)、M.カイマー(ドイツ)の3人が続き、通算5アンダーでタイガー・ウッズ林文堂(台湾)、アンソニー・キムポール・ケーシー(イングランド)の4人がつけている。

5人参加している日本勢の中では、通算2アンダーの小田孔明が21位タイで最上位。「みんなに、コーミー(孔明)って知ってるか?と聞かれるから、もちろん知っていると答えている」と、中国の偉人の名を持つ小田は笑う。

石川遼丸山大輔はイーブンパーの38位タイ、池田勇太は1オーバーの48位タイ、片山晋呉は3オーバーの69位タイにつけている。

バーディパットを外して悔しがるアンソニー・キム。それでも随所に上手さを見せた
コース脇には至る所にこういったリゾート感漂う建物が。
2アンダーフィニッシュで笑顔を見せる小田孔明
賞金争いをリードする池田勇太。初のWGCでその存在感を見せて欲しい
最終ホールに入るころには、手首の痛みも出てきた池田勇太
ラウンド中、幾度も切り返しのタイミングを確認する石川遼
8番、第2打をここに打ち込みあわやロストボールになりかけた。
2番ホールでグリーンに向けてショットを放つ石川遼
テンガロンは今日だけという片山晋呉だが…
独特のグリップでパットをする片山晋呉

2009年 WGC HSBCチャンピオンズ