6Iを2本投入 池田勇太20勝目のクラブ
大会名:アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ
日時:2018年9月20日(木)~23日(日)
開催コース:武蔵カントリークラブ・笹井コース(埼玉)
優勝者:池田勇太
池田勇太が唯一4日間60台をマークし、通算15アンダーで通算20勝目。クラブ契約フリーの32歳は理想の14本を追い求め、今季初勝利をあげた。
練習日には複数のメーカー担当者とクラブをチェックするのが慣例で、今大会では1Wはプロギア RS F ドライバー プロトタイプを選択。海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」(8月)の移動で愛用していた3Wが破損したものの、最終日にはキャロウェイゴルフ GBB エピックを使用した。
5番からPWのアイアンは2つのメーカーの6番を入れて計7本の構成にする。もともと飛びやすいキャロウェイ ローグプロ アイアン(5、6番)は一番手ずつ上の飛距離を想定。専属キャディをつけない池田が「キャディさんがわかりやすいように」とヘッド部分に黒色のマジックペンで“(本来の5番に)4”、“(同6番に)5”と記す。高難度のコースでパーオン率は全体2位(76.39%)を誇り、「難しいから技術の差が出る」と胸を張った。
特にウッド系は各メーカー担当者と連絡をとりあいながらマッチするものを探す。今回初めてコースに持ってきたクラブなどもあり、「あってきたら試合で使う可能性もある」。進化を続ける池田は節目の勝利を「通過点」と言い切る。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:プロギア RS F ドライバー プロトタイプ(10.5度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ DF (硬さTX 長さ45.25インチ)
フェアウェイウッド:キャロウェイゴルフ GBB エピック(3番15度)
ユーティリティ:キャロウェイゴルフ GBB エピック(3番20度)
アイアン:キャロウェイ ローグプロ アイアン(5、6番)、ヨネックス EZONE CB 501 フォージド アイアン(6~P)
ウェッジ:ヨネックス EZONE CB 501 フォージド プロトタイプ(52度)、タイトリスト ボーケイデザイン SM5ウェッジ(55、60度)
パター:オデッセイ オー・ワークス ブラック #3T
ボール:ブリヂストン ツアー B330X ボール