日本ツアー初優勝の“アイアンマン” コ・グンテクは「T200」と「T100」のコンボ

◇日韓亜男子共催◇シンハンドンヘオープン 10日（最終日）◇クラブ72CC・オーシャンコース（韓国）◇7204yd（パー72）

最終日最終組の中から抜け出したコ・グンテク（韓国）がパチャラ・コンワットマイ（タイ）とのプレーオフを制し、日本ツアー初優勝を飾った。

4日間すべて60台をマーク。1Wショットの飛距離は平均300yd弱、決勝ラウンドでは3日目に85.71（12/14）%、最終日は78.57%（11/14）と高いフェアウェイキープ率を誇った。キャディバッグに収まるウッドは2本だけの“アイアンマン”。本人は「アイアンとパターが得意」と言い、「66」を出した3日目には94.44%（17/18）と圧倒的なパーオン率をたたき出している。優勝が決まるプレーオフではパター巧者らしく、2m弱の下りのスライスラインを読み切ってねじ込んだ。

クラブはタイトリストでそろえている。1Wは「TSR2」をチョイスし、寛容性にも優れたモデルで安定感を重視。アイアンは2023年モデルにスイッチし、ロングアイアンを「T200」、3番-PWを「T100」とコンボのセッティングにした。ウェッジはボーケイの「SM9」で、52度はFグラインド、58度はMグラインド。パターはスコッティキャメロンのニューポート2。SSSの刻印が入る。

＜最終日のクラブセッティング＞
ドライバー：タイトリスト TSR2（10度）
シャフト：三菱ケミカル KUROKAGE XD(重さ60g台、硬さX)
グリップ：ゴルフプライド ツアーベルベットラバー
フェアウェイウッド：タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル（15度）
シャフト：三菱ケミカル KUROKAGE XD(重さ70g台、硬さX)
アイアン：タイトリスト T200（2番）、タイトリスト T100（3番-PW）
ウェッジ：タイトリスト VOKEY SM9（52度、58度）
シャフト：ダイナミックゴールド X100
パター：スコッティキャメロン ニューポート2
ボール：タイトリスト プロV1